腰の仕組み
骨や筋肉、関節、靱帯(じんたい)、神経が連携し、体を支えています
腰は上半身と下半身をつなぐ部分で、しなやかで、かつしっかりした構造になっています。
首から続く脊椎(せきつい)のうち、腰の部分にある5つの骨を腰椎(ようつい)と呼びます。腰椎の下には、仙骨(せんこつ)と尾骨(びこつ)があります。腰椎はおなか側の椎体(ついたい)と背中側に飛び出した棘突起(きょくとっき)や関節突起などの突起から成っており、その間を通っている脊柱管(せきちゅうかん)に神経<馬尾(ばび)や神経根(しんけいこん)>が走っています。椎体と椎体の間には椎間板(ついかんばん)があり、椎体を連結し、動作や運動などによる衝撃を和らげるクッションの役目を果たしています。椎間板の8割は水分で、中心部に髄核(ずいかく)という軟らかい流動体のような部分があり、その周囲の線維輪(せんいりん)という線維の束が中身を守っています。
腰椎を含む脊椎は椎間板や関節突起同士の関節、靱帯によってもつながり、守られています。また、周りの筋肉も腰椎を支えています。そして、脊椎特有のS字カーブを保っているのです。
このように骨、靱帯、筋肉、関節、椎間板が腰を支え、体の動きのなめらかさを保ち、衝撃の吸収を行っているのです。逆にいえば、これらの部分が傷ついたり、変形したりすると腰痛が出ます。
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